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2016年5月22日日曜日

このご時世、自分の身は自分で護らないと

別のテーマで書いてみたのですが、気がついたら

このご時世、自分の身は自分で護らないと。

という主旨になっていたので、今回そんなテーマで書いてみました。

久々に書いておいて、こんなテーマですみません。

話題は「女子大生同伴ツアー」のアレですけどね(^-^)

いえ、先日、某旅行会社(H.◎.S.)が

美人女子学生(美女図鑑だったか何かに選ばれた学生)を
旅行客に同行させ、添乗員をやらせる

というツアーを企て、即効取りやめた。とか
ニュースになっていましたよね。

そろそろほとぼりも冷めたかな。と思ったので、
こっそり思ったことを述べさせていただきます。





「女子大生同伴旅行キャンペーン」で思ったこと

…「キャバ嬢」のお仕事と何がちがうんだろう?(第一印象)

私、最初このニュース視たとき、思わず爆笑してしまいました。
いえ、ホント。
いえその、バカバカしすぎて。(失言)

「美人」って何だよ「美人」って。美女で学生限定?
ただの大学生じゃいけないのかよ?
抽選って何だ?1グループにひとりって何だ?
しかもこの御時世にバブルおやじの御用達ロリコン企画?
で、出して即効ひっこめた?馬っ鹿じゃねーの?

…という感じです。暴言失礼しました。

そもそも、
あの「H◎S」ってば安価な旅行代金が売りなはず。
だから、学生や旅行費用を安く抑えたい人が
ターゲットでしたっけ。
ファミリー層も多いんでしょうか?

ところで、あのキャンペーン、ターゲットの客層は何でしょう?

「美人女子大生が同伴します。」

こんなことを聞いて
「じゃ、申し込みます」
なんて考える客層って何だろう?

「抽選で選ばれた5組の海外旅行客」が、
「航空機に搭乗する際、それぞれ女子学生ひとりが同行」
「子供がいれば宿題を手伝ってくれる」

でしたか?

…というか、航空機の中で宿題するのか?

いえいえ、つっこみどころは他にもありますよ。

じゃぁ、「イケメン男子大学生」なら良いのか?

こういうテーマで語ると、そういう反論を呼びそうですが、
先に言っておきます。

そーゆーモンダイじゃねーよ。

それこそそんなキャンペーンあったら、
男性陣だって「逆セクハラ」だのと叫ぶんじゃねーの?
…ということも想定できそうですが、
そもそも、今回言いたいのはそういう問題ではありません。

インターネットの意見は賛否両論?

当然ながら、インターネットの反論は賛否両論のようですね。

「なんかいやだな
「セクハラではないだろう
「下品
「ブスの嫉妬か
「(女子学生の費用は同社が負担←)客の負担だろww

…最後のひとなかなか鋭い(ボソリ)

他にも、「これがダメならミスコンやキャバ嬢はどうなの?」という意見もありました。
ちなみに、
個人的にはそのコメントもどうよ?と思いましたが?
(⇒キャバ嬢とツアコンは【職種が違う】っての!日本語勉強し直してこい!)

というか、今回の「女子大生ツアコン」を
「キャバ嬢」と同一視するコメントが多いということ。
釣りか揶揄か冗談か本音かはともかく、これって問題ではありませんか?

ターゲットの「客層」は?⇒「男性客を想定している」が本音では?

そもそも「抽選方法」は何?
「公正に」とか「機械が無作為に」なんて、
証拠があるならともかく、文面+口先なら何でも言えます。

それこそ、某アイドルの選挙みたいに
何枚も何百通(枚?)も申込だの葉書だのを送ってくるような
キモ男熱心な男性がいるかもしれないでしょうに。

それに、「美人女子大生同伴」と聞いて
死ぬ気で応募する!!なんて思う客層に
(一部を除いた)ファミリー層や女性客が応募するとは
考えにくいのですが。

そもそも、“そちらの気がない”女性客の場合、
「美人」にこだわる必要がないのですもの。
御家族の場合も、
奥様や娘さんの意見も尊重するような御家族の場合だって
同様、添乗員女性の「見た目」にはこだわらないと思います。
つまり、抽選に応募するほどじゃない、と思います。

となると、考えられる確率はこれが高いですよ。

「一定年齢以上の男性グループ」がターゲットではないか?

と、考えられますが如何?
…平たく言えば、脂ぎったオッサンのグループ
または、本気で「美人女学生」をモノにしたいグループ(偏見)。

そもそも、企画を通した上層部もですが、
「セクハラ」と苦情を言われて即効取り下げたとか?
即効取り下げたってことは頭の中に「やっぱり」という気持ちも
あったんじゃないかな??という思いもありましたけどね。

「女子大生の添乗員アルバイト≒キャバ嬢」というコメント考

つまり、そういうことですよ。
上記の表題まんまですよ。

上でメモしましたが、このコメントって、
考えてみたら、引っかかりませんか?

つまり、アルバイトに行った「女子大生」たちが
どんなに「ツアコンのバイトです!」と宣言したところで、
客側が「だから、ツアコン兼コンパニオンでしょう?」と
思っているかもしれないのですよ。

それに、もしも、“何かの事故”(含ハラスメント)
があったら「会社側」はどう責任を取るのでしょうか?

アルバイトの「女子学生」は、その辺りを考えていたのでしょうか?
それなりの対応をしてくれるところならともかく、
最悪な場合は「当人の責任」と言い逃れをされるかもしれない。
そういうケースも考慮して、仕事に従事する予定だったのでしょうか?
(※件の会社がどう対処するかはわかりません。悪しからず※)

アルバイトの女子学生の危機意識にも疑問

…ま、それを言い始めると添乗員さんも、
キャバなどで働いている女性たちも含むので
きりがないのですが、

とにかく、女性が身を守れる(男性も)のは、
結局御自身ですものね。
とくにこの御時世、危機意識というものを
しっかりもっていただきたいと思います。

「そんなことやってみなくちゃわからない」
とか
「私の場合は大丈夫!」
なんて、まさか東大生のひとたちが
中身のない楽観的憶測はしていないと思いますが、

「私にはそれくらいの価値しかないし…」
なんて、自己評価が低い方の場合は
もっと御自身の評価に高得点をつけるべきだと
説得させていただきたいところですが…

それはともかく、
旅行会社も競争が激しいらしいといっても、
今回の企画は本当に衝撃でした。
少なくても話題づくりには貢献してましたよね。
評価の好悪はともかくでしたが。

で、そのキャンペーンの申込客はいたの?

で、
今回は今更ながらもそのニュースを話題にして
このページを書くつもりになった理由でもあるのですが、
先日旅行代理店の知人に会う機会があったんですよね。

で、そのツアーについて「先行申込」とかあったのか、
そのツアーの「問い合わせ」などは実際にあったのかなどについて
ちょっと訊いてみたんですよね。
「そういうツアー募集案件は回ってこなかった」
「うちじゃ扱ってないから」
取引自体無ですか。あら、残念でした。

でも、取り扱いがなくても
問い合わせとかもなかったわけ?
と、念の為きいてみました。
一応そのお店では
「ひとりもいなかった」(※その店では)
だそうです。


※目次はこちらです※




2016年5月5日木曜日

「頭を使って仕事」してますか?論理的思考はデキる大人の条件

最近、勝間和代さんの「ずるい仕事術」という本と、
船井幸雄さん+羽生義治さんの「人間力」という本を読みました。
久々に自己啓発?実用書?を読んだので、
私見をダラダラと交えつつ、書きたいと思います。

・「頭を使って仕事をする」ということ
・「論理的思考力」と「仮定」と「嘘をかかない」と

・「運も実力のうち」ということ
・「人間力」ということ

・「超意識」ってなんじゃらほい?

という題材で書いていきたいと思います。





「頭を使って仕事をする」ということ

勝間和代さんの「ズルい仕事術」は主に
「仮定の大切さ」
「論理思考」
を一番のポイントとして挙げているようです。

私事ですが、自分は学生時「記憶力」が良い時代がありました。

まぁ、人間は子供~20歳ごろまで記憶力がピーク。という例に漏れず、
そういうことも手伝ってか、
国語や歴史などのストーリー性のある暗記系の勉強の方が、
理数系よりも成績はよかったです。
(のワリに何故か英語は頭から入らず。でした。
 いや、本当に外国語全般ダメでして…国際化社会渡っていけるのか??
その分、応用力が無いといいますか。
こういう「頭を使って~」仕事をする、考えてからものをいうとか、
そういう訓練がどうにも苦手です。

ですが、こういう思考法ってたしかに大切なんですよね。
いはゆる世間一般にいう日常生活上での「頭が良い・悪い」は
こういうことにあるのではないかとも思えます。

要領の良し悪しもあるのでしょうが、
よく「1をきいて10を知る」ことができるタイプってのは
こういうことなのかな?とちょっと考えてしまいました。

つまり、(この本に限りませんが)
目に見えるデータなどから「仮説」を立てる。
その際、「仮説を立てる」上で、(無意識・意識は別として)
論理的思考を基にすることを訓練していくことが仕事術として必要だそうです。

例)「あの店は美味しいか不味いのか」
 客の入り具合、店構え、メニュー、価格や立地条件などなど。
 

「論理的思考力」と「仮定」と「嘘をかかない」と

自分の中で「仮定」を立てて仕事などをしていくこと、
仮定~想像して、自分のやるべきことを見つけていくこと、
それが「脱マニュアル人間」、「有能なひと」という事に
繋がっていくらしい。ということは理解できました。

いきなりは難しくても少しずつ「仮定」を考えて行動する、
というのはできるかもしれません。
例えば、冷蔵庫の中にある残り物でちょっとした定食メニューを作るとか。
作ったことのない料理を、うろ覚えのレシピで挑戦してみるとか?(え、ちがう??)

とはいえこの「論理的思考力」
「演繹法」という立て方と同様、
自分の中で類推して結果を仮定する思考力のこと、
だということはわかります。

ちょっと考えてみると、研究者でも学習者でも会社員でも
この「仮定」って普通にやっていることなんですよね。

ついでに言えば「A=BでありA=Cである。だからB=Cである」という
数学のアレも一種の論理的思考ではあります。

余談になりますが、

ただ、実生活においては「B=C」である。と無責任に書けないことが
多いこともあり、それがちょっと怖いところだなと思います。

嘘を書かないというか、裏付けもなく「ただの仮定」を書いて発表することは、
信憑性がなくなる時もある、という気がします。(前もって断っているならともかく)
ただの仮定を「本当です」と言い切るのが危険、というのは言うまでも無いですが。

例えば、化粧品とか。

極端な例を言いますと、
「AさんはBという化粧品を使って「若返りメイク」に成功した。
 AさんとCさんは同級生(同じ年齢)である。
 だからCさんがBという化粧品を使ったら、見た目年齢もマイナス5歳に!」
とか。

「んなワケないだろ!」と言いますよね、普通なら。
「AさんとCさんが双子」だったとしても、ひょっとしたら「同一人物」だったとしても、
「…そう上手くいくかな~?」と思いますよね。
多分、「B」という化粧品に含まれている成分、
例えば「パール効果」とか「潤いが続く」とか「毛穴ケア成分」とかを
ずらずらと説明し、「Aさん」と「Cさん」が同じような生活環境とか肌タイプだとか、
そういった「裏付け情報」を記載したら、
「AさんとCさんが、この下地とポイントメイクで激的効果が!!」
というコピーでも「成程」と思ってもらえるのかもしれません。

「運も実力のうち」ということ

「ズルい仕事術」には他にも、人間には5つのタイプがあるとか、
自分(の感覚)を過信しないなども書かれていましたが、
それは忘れていない+機会が有ればいずれ。ということにします。

ここからは「人間力」という
船井幸雄さんと羽生義治さんの本です。
共著になるのか?ふたりの対談と申しますかそんな本です。

読んでいくと、NHKの「プロフェッショナル」を視ている気分になりました。
そういえば井山裕太さんが囲碁で6つのタイトルを取ったとかこの前…
あ、それは関係ないですね。

羽生義治さんによると「実力のあるひとはツキをあてにしない」だそうです。
たとえツキが悪くても実力で補えるのがプロということ、だそうです。

羽生さんは勝負が無い時も色々な将棋対戦を研究しているそうです。
「勝敗は気合、自信、分が悪くても投げ出さない根性などの意志力」だそうです。
実力のあるひと、仕事のできる人ほど、
こういった余暇の勉強を欠かさないということなのでしょう。
「自分磨き(笑)」なんて他人のことを言っている場合ではありません。

船井さんの成功法則は、泥臭さだそうです。「法則」というスマートなものじゃなく、
即断即決、手を抜かない。経営者として博打経営はしない。という手堅さだそうです。

他にも、直感は経験で磨かれるということも御他聞にもれず記述されていました。
天才は常人より並はずれた努力をするから天才なのだとも言及しています。

また、勝間さん同様「自分で考えること」の大切さを挙げておられました。

王道、せめて抜け道を探したくなる私としては、読めば読むほど耳が痛いです。


「人間力」ということ

羽生さんも船井さんも実力とならんで、
「人間力があることが大切だ。」という趣旨を述べておられました。
「成功者・実力者の定義」ということなのでしょうか。

まずは「約束を守る」ということです。
約束が守れないなら前もって連絡をすること。
穴埋めなどのフォローも忘れないこと。
決してドタキャンはしないことです。

よく、「嫌なひとに合わせることはない」とか「自分の意志を大切に」と
いう話を聞きますが、
だからといって「自分の意志を大切に」した挙句、ドタキャンなんてのが
一番最悪だと思います。
約束相手だけじゃなく、ヘタしたらその周りのひとの信用も失ってしまう
わけですものね。
病気や事故、冠婚葬祭などのやむにやまれない理由なら仕方ないでしょうけど、
(それでも連絡は必要ですが。)
「縁を切りたいひと」なら最初から約束を断れば良いわけですし。

次に「過去は忘れること」
過去のことに引きずられるのが意味が無いとのことです。

「超意識」ってなんじゃらほい?

ここからはちょっと変わりますが。

船井さんによると、
病気療養中に少年が訪ねてきて、超自然なことを語った(?)など、
不思議なことがいろいろ起きたそうです。

超意識というのは、顕在・潜在意識とはちがう、
「宇宙や地球上の生命体とつながった意識」というものだそうです。

自意識などの雑念が取り払われることで、
直感力などがそこからくる。とか、冴えわたるのだそうです。

雲黒斎さんの「もっとあの世に聞いた、この世の仕組み」という本で
「この世は神様(超意識体??)のつくったVRゲーム世界」という喩えが
あるのですが、あれに近いのでしょうか??
(前刊の「あの世に聞いた~」と続刊の「もっとあの世に~」で
 このあたりの、喩えが多少ちがっていますが)

ちょっと思ったのですが、
船井幸雄さんといい、斎藤一人さんといい、
成功者って宗教の方向にいくのでしょうか?
それとも年齢的なものだから??
(斎藤一人さんのCD聞いてて思ったのですが、
 「仏教ベース+キリスト教の説教」みたいなこと言ってません?)

「直感力=経験力(あるいは論理的思考力)」と考えると、
超自然的なものとはちがう気もしますが、この場合、
「直感」は神がかり的なものなのか、科学的なものなのか、
はたしてどちらなのでしょうか??
霊感がほぼ無い、一介の筆者にはとてもとても測り知れません…。


と、書いた後での私見。

「物事の真価を見失わない」とか、
「役に立たないことはしない」と
宮本武蔵の「五輪書」にもあるそうです。
が、
物事の価値判断や、役に立つ・立たないというのは
難しいように思えます。
自分で判断できればよいのですが、
経験則というには限度がありませんか?

かといって他人に聞けば良いのかというと、
「根本的なところは自分で考えろ」という話になります。

けど、こうやって文章を書いていて思ったのですが、
この「文章を書く(アウトプットする)」というのは、
この「自分で物を考える」とか、
「役に立たない(と思う)情報はここに書かない」などの
取捨選択のトレーニングになるのかも?しれません。

と言いつつ、何度描き直しても読みにくい文章な気が…
ここまでお付き合いくださってる方、申し訳ありません!



最後に

余談その1

宇宙から愛される、かどうかは分かりませんが、
自己啓発系を読んでいると、成功者の条件として、

明るいとか、社交的とか、素直とかそういうことが
宇宙に味方してもらえるひとのタイプ…だそうです…。

「仕事は人間が運んでくる」という説もあるそうなので、
社交的とか、明るいというのは有効なんでしょうね。

でも、いつも思うのですが、ああいった条件って
誰もが憧れるし誰もがなりたいと思う一方
誰もが憧れる≒簡単になれるものじゃない、
という気もしますが。どうなんでしょうか。

で、お約束(!?)ですが
「マイナス思考のひととは付き合わない」
という記述もありましたっけ。

成功者のひとたちというのは、
「マイナス思考」とか「(自称)運が悪い人」を
積極的に避けまくるようです。
受け入れるフリをしたとしても、仲良くはしてくれません。

(経営者のひとで「運が悪いひととは付き合わない」と  
断言していた人が遠い知り合いにいるのですがそれは…)

ということで、この先色々なチャレンジをするために、
「プラス思考」に性格修正することは有意義かもしれませんね。
ちなみにプラス思考と、悲観的予測(リスクマネジメント)を混同しないこと。

余談その2ですが、

マイナス思考を脱却してプラス思考者を目指している皆様、
エネルギーバンパイア等にはお気を付け下さいませ…。

奴らは明るいひと・光の溢れる人たちのオーラや元気を吸い込んだり
相手を嫌な気分にさせて喜ぶのがお仕事なんです。
「試練中なんだ!」と思って踏ん張るくらいの気概があれば
乗り越えられるかもしれません。

(勿論、距離を取るのはアリ。
 無理に仲良くしたり、友達付き合いする必要はありません。というか、止めておきなはれ。)

余談その3

それよりも何よりも、このダラダラ癖が
いつまでたっても抜けないんですが、本当にどうしましょう。

こういった「凄いひとたちの話」を聴いても、
「自分も頑張る!」と言った30秒後には
ネサフしている自分がいるのです。(号泣

…何の為の「啓発書」なんだか…。
読むのは好きなんですよ。ええ。読むのは好きなんです。
(意識“だけ”高い系ってヤツなんでしょうかこれは??…Orz)